シスコは、製品が使用されて廃棄される線形型経済から、限られた天然資源をより有効に活用する循環型経済への移行に取り組んでいます。
現代社会では、地球が再生できる以上の天然資源が使用されています。搾取し続けることはできません。循環型経済では、現在の「採掘して作って捨てる」というモデルから脱却し、社会全体へのメリットに焦点を当てることによって成長を再定義することを目指しています。
シスコは、製品を設計、構築、提供する方法から、資産を活用し新しい製品に変える方法まで、総合的に環境に配慮しています。また、シスコのテクノロジーを活用してお客様が循環型の変革を実現できるようサポートしています。
2018 年 1 月に開催された世界経済フォーラムで、シスコ の CEO である Chuck Robbins と 8 人の技術部門幹部が Capital Equipment 宣誓に署名。シスコとして 100% の製品返品に取り組むことを約束しました。
シスコは、環境への負荷を減らして循環型経済への貢献を加速するという目標を設定。進歩を遂げるために必要なリソースを投入しています。
ネットゼロ
2040 年までにグローバルスコープ 1、2、3 の排出量全体の実質ゼロを達成する目標を設定
100%
2025 年度までにシスコの新製品と梱包の 100% に循環型設計の原則を導入
30%
2030 年度までにシスコのサプライチェーン関連のスコープ 3 地球温暖化ガス排出量(2019 年度基準)を絶対量で 30% 削減
70%
2025 年度までにシスコの部品・製造サプライヤの 70%(金額ベース)が 1 つ以上の施設で廃棄物ゼロ転換を達成
50%
2025 年度までに製品梱包の梱包効率を 50% 改善(2019 年度基準)
75%
2025 年度までにシスコの梱包での発泡材使用量を重量基準で 75% 削減(2019 年度基準)
シスコは Ellen MacArthur Foundation(EMF)の創設メンバーであり、他の企業と協力して循環型経済の実現を目指しています。また、Platform for Accelerating the Circular Economy(PACE)の Capital Equipment Coalition と Circular Economy 100 にも積極的に参加しています。
シスコは、電子廃棄物をリサイクルプラスチックに再生して一部の最新製品で使用するなど、循環型設計の原則を積極的に採用しています。
シスコの製品回収・再利用プログラムでは、シスコ機器の所有者が使用しなくなったハードウェアを無料で返却できるようになっています。返却された製品の 99.6% を再利用してリサイクルし、責任ある廃棄を実現しています。
Cisco Refresh(認定再生)プログラムは、シスコとお客様の双方が、環境への負荷削減を実現する取り組みです。新品の機器と変わらない品質の再生製品を、競争力のある価格で提供します。
お客様が求めているのは、単に優れた製品ではなく、地球のことを考えた優れた製品です。
シスコは、2025 年度までにシスコの新製品と梱包の 100% に循環型設計の原則を導入することをお約束しています。
循環型経済は単なるリサイクルをはるかに超えるものです。シスコは、リサイクルを減らすためにより多くの機器を再利用したいと考えています。サポートが終了した製品を回収して再生する取り組みを詳しくご覧ください。
シンプル、そしてセキュアに持続可能。シスコの回収および再利用プログラムでは、シスコ機器の所有者が使用しなくなったハードウェアを無料で返却できるようになっています。
シスコがオペレーションなどで循環型経済の原則をどのように推進しているかについて、サプライチェーン運用部門 SVP である John Kern が GreenBiz に語っています。
シスコは、誰もが成長する機会を持つ 「すべての人にインクルーシブな未来の実現(Powering an Inclusive Future for All)」に向けて、人材、テクノロジー、リソースを投入しています。環境、社会、ガバナンス(ESG)レポートハブをご覧ください。